水琴・地球の愛プロジェクト
2011年3月11日の東日本大震災では、多数の尊い命が奪われました。亡くなられた方のご冥福を祈ると共に、ご家族、関係者の皆様には心よりお悔やみ申し上げます。
一方、アメリカ、ニューヨークを襲った2001年9月11日の悲劇は、人災でした。人類同志の憎しみ、恨み、非難・・・無くなることなき負の感情の象徴とも言えます。
9・11の悲劇の直後に、ローマ法王パウロ2世が呼びかけ、イタリアアッシジの聖フランチェスコ大聖堂(世界遺産)にて、世界の諸宗教代表者で「平和のための祈り」が開催されました。
その趣旨に賛同した日本人有志により、世界平和に役立てて欲しいと大聖堂に寄贈されたものが「水琴TM / Mizugoto」です。
水琴とは、日本の伝統文化である水琴窟をルーツにして独自に開発された、自然界の恵みである自然周波を暮らしに持ち込むツールです。環境から人の心を豊かにします。
聖フランチェスコ大聖堂では、水琴が設置された庭を「フォンテーヌ・ジャポネ(日本の泉)」と呼び、大切に管理して頂いています。
世界平和の祈りを捧げたく思います。
国、宗教、文化の違いを超えて、9・11で亡くなられた方々の鎮魂のために、そして、水の惑星である地球の恩恵と愛を深く受け止める世界平和のシンボルとして、「水琴」を平和の聖地に寄贈したいと思います。
禅の精神でも心を平和にすれば世界も平和になるとされています。古代から「和」を大切にしてきた日本の精神を、水琴というモニュメントに託して、届けることができれば、私達は大変嬉しく思います。